メールをしたことを、メールで伝えなくてはいけない不思議

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写真は、大好きなゲシュマックの庭で遊ぶ長男

銀行系はいまだに電話

訪問看護ステーション立ち上げの経理をしています。
銀行3社と融資の相談をしていた時に、困ったことがありました。

全員、電話が好きなのです。
各担当者が携帯電話を所有していて、電話で必要書類を伝えてくるのです。

僕は、着信音はもちろん出ないこと、着信があってもバイブレーションさえ鳴らない設定にしています。経理をしているときの邪魔になるからです。

そのため、必ずこちらから折り返すようにしています。その方が、自分の都合の良いときで電話できるから。しかし、折り返したからといって、相手も100%出られるとは限りません。

2・3度行き違いがあって用件を聞くと、
「先日はお時間いただきましてありがとうございます。そのお礼をと思いまして」と、たったそれだけのこと、なんてことがあります。
丁寧に電話くれるのはありがたいのですが、正直、そんなことで時間を奪うな、と思ってしまいます。
電話の入れ違いに費やしたエネルギー以上に返ってくるものは何一つありません。

お礼であればハガキでも書いてくれれば、こちらの都合で読めるし、心温まるものです。

メールで送信したことをメールで伝える

銀行担当者とメールでのやりとりが、去年からできるようになりました。
必要書類をPDFで送れるようになったので、銀行に足を運ぶ必要性が徐々に減りました。これもコロナのお陰様でしょうか。

しかし、不思議なことがあるものです。
メールを送ったことを、メールしてください、というのです。

前者のメールは、Eメールのことですが、後者のメールとはショートメッセージのことです。
携帯電話番号へ送る、メッセージのことです。

銀行のセキュリティー上、社内パソコンと社外パソコンは別なようで、常日頃社外パソコンは触らないことが要因です。
そのため、Eメールがきていることに気づけ無いため、ショートメッセージを欲しいというのが銀行さんの言い分です。

まとめ

いまのご時世、Eメールをやりとりができない企業さんはいるのか?と思うところですが、身近で重要な存在の銀行さんがそれにあたります。

どうしても、セキュリティー上と言われると言い返せないこともあったのですが、コロナによって、かなり変わってきました。
対面で会うリスクと無駄を気づき始めたからではないでしょうか。

ちなみに日本政策金融公庫さんは、IT対応が早いように思います。
コロナによる融資審査の増加と共に、ネットでの申請ができるようになり、かつ、担当者さんとEメールでパシパシやりとりが可能です。(担当者さんにもよるかもしれませんが)

経理担当者は、相手先のIT環境に合わせることも多くありますが、最低限は常識レベルまで合わせてもらう必要もあるかと思います。

自分に実力をつけられれば、取引の有無にもかかわる環境を作りたいものです。

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